
ギャラリーOPENに際して
わたしたちがRe:Galleryの運営を決めるまでに大きく二つの展示により得た知見が関与していることをお話しします。
一つ目は一昨年11月に開催されたアートプラットフォーム「More and More ARTY」のクラウドファンディングと連動し行われた展示会です。
この展示会は・・・
コロナ禍においてどこまでコンパクトに情報を伝えれるかに挑戦した展示でした。展示の全てを展示終了後ユーザーが掌に収めれるコトを最大の目標として行いました。謂わば「圧縮」(WEBへの情報の圧縮)をテーマにした展示です。このコロナ禍の情勢で情報が雑多に行き交う中ではWEBに情報を圧縮し伝える必要があります。如何に情報を圧縮し端的に伝え、現地では実作品自身の魅力を起点にそこからどう興味を持ってもらうかに焦点を絞り込んだ展示でした。
この展示は問題点を残しました。
この展示はキャプションやタイトルでは観る側それぞれが独自で考えちゃんとした作家さんの考えへと誘導することが出来ず、間違って伝わる可能性があると言う観点からキャプションやタイトルと言った端的に伝わってしまう情報を排しました。その上で作家さんが用意した作品の詳細へと誘導したかった訳です。けれども、前回の展示ではそこへの誘導が圧倒的に足りませんでした。会場にて正確に想いを伝える媒体を用意するべきだったと考え、次の昨年11月に行われた展示に繋がります。

さて、二つ目は「解凍」=Unzipをテーマとした展示会です。
現地での展示はディスプレイのみで行いました。ディスプレイにて作家さんの考え方そのものを見せる事に焦点を当て展開した展示会になります。ディスプレイでの情報として圧縮されている作品に内包された情報(考えと想い)を現地でどこまで展開し伝えるコトが可能になるかを作家さんと共に探る展示です。同時に作家さんは常にオンライン上でリアルタイムに会場を見るコトが出来、観客の方の反応を見るコトが可能となります。本来「圧縮」されて双方に伝わる情報がリアルタイムで解凍されて伝わるのです。

以上の二つの展示を運営経験し得た知見で出来るコトを端的に説明すると、(WEBへの)「圧縮」と(現地での)「解凍」その二つの展示の機能が揃い一つになった時、全ての情報を正確かつ伝えるべきタイミングで訴求するコトが可能になると考えます。
そして、それらの技術や知見をさらに深掘りし開拓して行く実証実験展示会場として生まれたのがこの「Re:Gallery」です。